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世界大戦平和記念切手の買取り

チェックする男性

第一次世界大戦に参戦し、日本は戦勝国となります。1919(大正8)年1月から開始されたベルサイユ会議に参加、同年6月講和条約に調印をおこない、それに伴って71日を平和記念日としました。

その際に全国各地でイベントが行われ、平和を主題とし記念切手が発行されたのです。世界大戦平和切手は、5月中旬ごろにはデザインが決定されていました。

しかしベルサイユ会議の進行状況から、調印式は8月以降となりそうだと判断し準備の手を緩めていたところでの調印式でした。71日の平和記念日の制定から切手発行まで大急ぎの日程で行われたのです。

平和記念切手発行の時代背景

第一次世界大戦の主な戦場は欧州でした。日本は、日英同盟を背景に要請を受けイギリスの連合軍として参戦しています。

・ドイツ東洋艦隊の根拠地である中華民国山東省の要塞を攻略。

・太平洋におけるドイツ帝国植民地に進出し、無血占領を成功。

・戦闘の長期化によるヨーロッパからの派遣要請が続いたが、国益の中で拒否と派遣を選択し続けていました。

・他国と比べ小規模ではあるものの確実な成果を見せつけ、連合国諸国から高い評価を受けます。

・インド洋や地中海で連合国側商船787隻 350回の護衛と救援を行っていました。

1919年、世界大戦は欧州を中心に行われ、日本には全く関係ないものと勘違いされている方もいるでしょう。しかし日本にとって平和とされた大正時代に、遠い欧州で多くの戦いを経験し、戦争の終結を心から喜んでいたのです。

デザイン

平和記念切手・記念ハガキのデザインは、当時の一流画家たちの参加により作成されました。第一回文化勲章を受章した岡田三郎助と東京美術大学で教授を務めた南薫造です。切手のデザインは、平和の象徴とされる鳩がモチーフとなっています。

1.5銭、3.0銭、4.0銭、10.0銭の4種類が発行されています。

世界大戦平和記念切手

大正時代の切手印刷は、凸番印刷が多いのですがこの切手は凹版印刷の単色となっています。

買取りについて

10銭は外国郵便の封書用と言う利用総数の少なさや価格の高さから発行枚数が他と比べ大変少ないです。そのため、平和記念切手の中で1銭は最も高額な買取り価格をつけています。

1.5銭や3.0銭は、1780万枚程発行されていますが、10銭はこの10分の1ほどの発行数となっています。バラ切手単位での買取りは、1.5300円、3.0500円4.01,500円、105,000円ほどの買取り価格を見込む事が可能です。10銭の場合は、使用品であってもそれなりの価格が見込めますので、使用品であるからと諦めたりせずに買取り店で査定を行う事をお勧めします。

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