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琉球切手の買取り

下を指さす女性

琉球切手とは、1945~1972年の間沖縄で発行された切手を言います。

「琉球切手」「沖縄切手」等と呼ばれていて、日本郵政では琉球切手を正式名称とし使用しています。

沖縄の郵便事情

1945~1948年 沖縄県は戦前の切手に民政府通信部長の私印や検印を押して利用していました。
1948年    「琉球郵便」表示で沖縄独自デザインの切手が発行されます。
1952年    琉球政府が成立します。
1953年    郵便事業は琉球政府の管轄となり、切手に「琉球郵便」と書かれるようになりました。

このため狭義的意味として、1945~1953年の「琉球郵便」表示になるまでを、沖縄切手と呼ばれ、1953~1972年までを琉球切手と呼びます。

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1949年発行
7種セットで状態によっては、30,000円以上での買取り価格が出ます。

西表公園切手

1971830日 沖縄政府立公園シリーズ(第三集:西表(いりおもて)公園切手)

切手のデザインは「西表島浦内川のカンピラ滝」ですが、開発をめぐる法案が進まず印刷が中止となっています。

しかし、このデザインはのちに再利用されました。ドルと円の交換を行う際の提示証(証明書)の証紙として切手の体裁のまま利用されたのです。実際に利用されたのは28万枚、未使用品は横流れ品になります。

この未使用品を切手買取り店に持ちこむと状態に合わせて1万円以上の価格が付きます。
しかし、切手として利用しようとするとシール扱いとなり料金不足となります。

切手ブームと琉球切手

1971年の切手ブームのおり沖縄の本土復帰により、沖縄独自の切手が発行されなくなると言う噂が広がります。それにより、収集目的だけでなく投機目的での購入も増加したので、沖縄の郵便局に本土から買付業者が群がり列をなしていたそうです。

額面の3倍もの値段で購入したと言うケースもあったと言います。こうして集められた琉球切手は、百貨店などで高額な価格で取引されました。

守礼門復元記念切手

1958年発行「守礼門復元記念」

高額で取引された切手で有名なのが「守礼門復元記念切手」です。当時の沖縄では、1シート200円で取引されていましたが、本土の百貨店では1万円以上の価格がついていました。

※額面を日本円にすると9円×10枚で90円程度です。その後価格は大暴落を迎え、投機として購入した人は大きな損害を出し社会問題にもなりました。現在では状態の良いもので100円前後の買取りとなっています。

現在の琉球切手の買取り事情

かつての琉球切手ブームは昔の話で、現在ではかなり落ち着いた価格となっています。当時ブームに乗って収集した人には、ショックを覚える人もいるでしょう。しかし現代の価値観の元に高額で買取りされる切手もありますので、手元の琉球切手の売却を考えてみるのも良いかもしれません。

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