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大正銀婚記念切手の買取り

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大正天皇のご結婚25周年、銀婚式を記念して発行された切手です。1925年の51011日は大正天皇の銀婚式を祝って「銀婚式奉祝日」とし、全国で盛大な祝賀行事が開かれました。1900510日嘉仁親王は九条節子(さだこ)様と結婚されます。

子供のころから病気の多かった親王に早めの結婚をと言う意図があったとのことです。しかし周囲の人達との関係性を大切にした親王にとって、家族を持つことは非常にうれしい出来事だったと言われています。

側室を置くことなく一夫一妻を貫き、子煩悩で家庭的な方だったと言われています。そんな親王だからこそ、銀婚式は非常に意味のあるものだと言えたでしょう。しかし銀婚式奉祝の頃、大正天皇は病床についており、銀婚式が無事に行う事が出来るかも危ぶまれる状態でした。最終的に銀婚式は決行されることになり、記念切手も突貫作業で作られます。

そのような状態ですので、当然大正天皇は自信の銀婚式の祝いを目にすることはありませんでした。

大正銀婚記念切手

デザイン

額面1.5銭と3銭 8銭と20銭が同じデザインの色違いになっています。1.5銭と3銭は菊花紋章を中心とし、2羽の松喰鶴が松の折枝を加え飛んでいる様子を左右に配置したデザインです。これはおめでたい時に良く使われる模様の一つと言えます。

8銭と20銭は、鳳凰が大胆に描かれる事で、シンプルな印象は誰もが恰好良いと感じるのではないでしょうか?大正天皇の銀婚式の祝いに掛けたのか?目打ち部分の銀色が高級感を漂わせる仕上がりとなっています。

目打ち部分の銀色は手作業でアルミ箔を貼り付けると言う細かい作業により作られています。原画を凹版で彫刻し、平板で印刷すると言う印刷方法をとっています。鶴に鳳凰、双方とも長寿の象徴とされる鳥です。

めでたいからと言うだけでなく、病弱な大正天皇の回復を祈る意味もあったのかもしれません。残念ながら大正天皇は銀婚式から半年後に崩御されています。宝算48歳。現代では決して長生きとは言えない年齢での崩御でした。

買取りについて

バラ切手単位、1.5100円、3.0300円、8.02,000円、2010,000円と買取りの目安価格は、決して高いものではありません。発行枚数が500万枚と非常に多く発行されていたためです。

20銭だけは発行枚数が20万枚と少なく、また切手の販売価格も高額であったため他の価格帯に比べ価値が高くなっています。

また4種類が揃っている事で、コレクション価値として高い評価をつけてくれる買取り店もあります。売却を行う際には複数の買取り店で査定を行い、価値が上がるセットでの販売を行う事をお勧めします。

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