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日清戦争勝利記念切手の買取り

説明する男性

記念切手としては、明治天皇銀婚記念切手に続き日本で2番目に発行され切手です。日清戦争(18941895)の勝利を記念し、18968月戦線布告2周年記念日にあたる日に発行されました。

デザイン

日本で発行された切手の中では、初めて肖像がデザインされた切手としても有名になっています。肖像とされたデザインは、日清戦争時に活躍した皇族のお二方です。

参謀総長の「有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王」

近衛師団長の「北白川宮能久(きたしらかわのみやよしひさ)親王」

有栖川宮熾仁親王切手

「有栖川宮熾仁親王」

北白川宮能久親王切手

「北白川宮能久親王」

この切手の特徴は、デザイン内には記念名称が入っていないことです。それは周辺各国・特に中国側に対して配慮をしたためです。古い切手と言うだけでなく、当時の日本を表現した歴史的にも価値のある切手と言えます。

有栖川宮熾仁親王は日清戦争の際に、大変活躍をした人物でしたが、活躍からシバラクのちに病死で亡くなられています。

有栖川宮熾仁親王が活躍した戦争への勝利・皇族の功績だけでなく、追悼の意味を含んでいるとも言えます。2種のデザイン共に同時期の発行ですが、有栖川宮熾仁親王がデザインされた切手の方がより希少価値があり、高額で取引がなされています。

当時の郵便局では、初めての肖像画切手と言うだけでなく、皇族と言う理由から消印を付ける際にも苦心していました。消印が顔にかからないように大変気遣いが行われていたのです。現在価値があると言われる消印方法の満月等は、決して発見される事はないと言えます。額面は2銭と5銭が2種類ずつ発行されています。

製造・販売の特殊性

製造の際にも特別な方法が利用されているのが、この切手の特徴です。当時の印刷は凸番印刷が主流でしたが、肖像画をより忠実に再現するため日本で初めて彫刻凹版印刷が採用されています。

また使用されている用紙も、一般の切手とは違い外国製の洋紙が利用されています。一般的に記念切手と言うと、販売期間や部数が制限されています。しかし、この日清戦争記念切手は人気があったため、発行後8ヵ月も製造・販売が続けられました。

買取りについて

日清戦争勝利記念切手は、時代やデザインだけでなく様々な面から価値が認められた切手です。

買取り価格
バラ2銭 6000

バラ514000円ほどが目安となります。

大変古い切手のために、経年劣化も激しく綺麗な切手が非常に珍しいと言えます。そのため、美品であれば大変高額な査定価格がつけられるはずです。

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