切手保存方法
《高額で買い取ってもらうための保存方法》
利用する機会の無くなった切手や、コレクションをしていた切手を手放す時には高額で買い取ってほしいものです。高く買い取ってもらうためには、査定の際のポイントを知っておくことが重要です。切手の買取りを考えている人、今後買い取ってもらうかもしれない人も、高額で買い取ってもらうための保存の仕方を知っておきましょう。
切手を買い取ってもらう際には保存が大切です
●折れやシワを付けない
折れやシワは、査定時にマイナスポイントです。ついてしまった場合は【伸ばす】【押しをする】等で対処してみて下さい。
●汚れがある
拭いてとれるものは、汚れをふきとってください。やりすぎると傷をつける場合があるので注意してください。傷がある切手は、買取りしてもらえない事も多いです。
買取りを考えるならNGな保存方法
利用には便利ですが、買い取ってもらう可能性があるなら避けてください。
切手ケース
ピルケース
職場などで頻繁に切手を利用する場合は、切手ケースが利用しやすいです。また、ピルケースや小さなタッパーを利用する方もいますが、余り保存に適しているとは言えません。あくまでこれらは実用性重視です。これらは、長期間の保管には適していません。糊の部分に影響を与え、汚れや折れの原因となるからです。
また、コレクションとして利用する場合は、一枚一枚を取り出して見る事になるため切手の損傷が激しいです。しかし大量のバラ切手を査定してもらう場合の仕分けにはちょうど良いでしょう。
切手専用アルバム
一定のコレクターがいるため、切手には専用のファイルが販売されています。保管に非常に適しています。
ポケット付きの黒い台紙に挟み込み、その台紙をフィルムにしまいます。
1列8段
1面ポケット
一列6段
整理もしやすく、また収集した切手を鑑賞するのにも適しています。初心者にも購入しやすい価格のものがあります。しかし、一般の文具店・書店などでは取り扱っていません。切手の専門店または、ネットでの購入になります。
クリアファイル
100円ショップ等でクリアファイルを購入し利用する場合は、ファイルの中で切手が踊らないように台紙を入れ丁寧に扱ってください。専用のポケットがないために重なり折れが付きやすいのが、クリアファイルの問題点です。綺麗に保存するのであれば、ポケットのある台紙は必須です。
しまう時はピンセットを利用しましょう
切手を保存する時には、ピンセットを利用しましょう。指の皮脂が付くことで酸化の原因にもなります。汗で指紋跡や汚れがついてしまうと台無しです。しまった時は綺麗に保存できたと思っていても、鑑賞しようとしたときにシミが出来てしまうのです。
切手は、ほこり、湿気、高温に弱いです。湿気は、シミのもとになってしまいますし、切手が古いと糊面にカビが生えたりもします。少しでも汚れてしまうと、売却の際に買取り額は下がってしまいます。
切手を売却するときには、ストックブックごと買取り店に渡し査定してもらうと良いでしょう。